砂糖が知能を下げるとか、添加物で子供がキレやすくなるとか、霊感商法・マルチ商法まがいの宣伝本とか、グルテン食べると死ぬとか、水素水最高ウオオオンとかは正直個別の問題なのでリテラシー無き人が搾取されるだけの問題でしかない。ワクチン否定は社会に疫病を復活させる最悪の禁忌 ダメ絶対
— くられ/れらく (@reraku) 2017年11月9日
「トンデモと論争してはならない」というのは昔から言われていて、なぜかと言うと、所謂「悪しき両論並記」のように1:99くらいの存在のものを同等に見せてしまうのと、話術や論証難度の非対称性によってトンデモ側が言い合いに勝つ可能性があるから。だからトンデモは決まって論争しようとする。
— PKA (@PKAnzug) 2017年11月10日
巷には陰謀論とかトンデモな情報が溢れています(特に健康について)。
この手の話はあまり真に受けないほうがよさそうです。
意図的に発信している人もいるようですから。
特に精神が病んでいる人にこの手の情報に反応してしまう傾向があるようです。
本当に陰謀なら誰にもバレないようにやるはずです。
ネットで誰でも見れる時点で陰謀でもなんでもないです。
この本は農業・食品・環境が専門の科学ライターが書いた本です。
この本ではこうした健康情報などの話題について、
どういう背景があってどういう意図で報じられ、
何をどこまで気にしたらよいのかということを丁寧に解説しています。
白か黒かの断定的な答えを求めるのをやめて、
常に懐疑的な目を持つことが大事ということを筆者は強調しています。
この本の科学報道を見破る十ヶ条を引用します。
---------------------------------------
1・懐疑主義を貫き、多様な情報を収集して自分自身で判断する。
2・「○○を食べれば…」というような単純な情報は排除する
3・「危険」「効く」など極端な情報は、まず警戒する
4・その情報がだれを利するか、考える
5・体験談、感情的な訴えには冷静に対処する
6・発表された「場」に注目する。学術論文ならば、信頼性は比較的高い
7・問題にされている「量」に注目する
8・問題にされている事象が発生する条件、とくに人に当てはまるのかを考える
9・他のものと比較する目を持つ
10・新しい情報に応じて柔軟に考えを変えてゆく
---------------------------------------